岩本隆宏先生を遺伝情報研究部門の客員教授としてお迎えしました。
2026年(令和8年)4月1日(水)付で、岩本隆宏先生が遺伝情報研究部門の客員教授として着任しました。
岩本隆宏先生は、福岡大学医学部薬理学講座の教授として長年にわたり教育・研究に従事されており、2020年から2023年まで同大学の基盤研究機関研究所長を兼任されるなど、研究推進・組織運営の両面においても重要な役割を担ってこられました。
ご専門は薬理学であり、とくにNa⁺/Ca²⁺交換輸送体(NCX)を中心としたイオン輸送機構の解明に取り組まれてきました。これらの研究は、血管機能や高血圧、心血管疾患の発症機序の理解に大きく貢献するとともに、新たな治療標的の提案へとつながる重要な成果を挙げています。
また、米国メリーランド大学医学部での研究経験を有し、国際的な視点から基礎薬理学の発展にも寄与されてきました。さらに、国内外の学会において理事・評議員・編集委員などを歴任し、当該分野の研究コミュニティを牽引する研究者の一人として広く知られています。
今後は、当研究部門においても、これまで培われてきた豊富な知見と経験をもとに、分子レベルから個体レベルに至る生体機能の理解の深化および新たな研究展開への貢献が期待されます。