入試情報 久留米大学

矢田俊彦先生を遺伝情報研究部門の客員教授としてお迎えしました。

2026年(令和8年)10月1日(水)付で、矢田俊彦先生が遺伝情報研究部門の客員教授として着任しました。

矢田俊彦先生は、自治医科大学医学部生理学講座の教授として長年にわたり教育・研究に携わり、同大学の客員教授や関西電力医学研究所統合生理学研究センター長などを歴任された、神経内分泌学および生理学の研究者です。とくに、摂食行動やエネルギー代謝を制御する神経・内分泌機構の解明を中心に、数多くの研究成果を挙げています。

研究領域は、膵臓におけるインスリン分泌調節から、視床下部による摂食・代謝制御、さらには迷走神経を介した末梢臓器と脳の情報伝達まで多岐にわたります。なかでも、グレリン、レプチン、GLP-1などのホルモンが神経回路に作用し、摂食行動や糖代謝、エネルギー恒常性を調節する仕組みの研究を精力的に展開しています。こうした研究を通じて、摂食・代謝調節の生理学的機構に関する理解を深めるとともに、国内外の研究者との共同研究などを通じて、神経内分泌学や代謝生理学の発展に大きく貢献しています。

今後は、これまでに培われた豊富な知識と経験を生かし、当研究部門におけるグレリンをはじめとするペプチドホルモンの生理機能や、生体のエネルギー恒常性を維持する仕組みの解明に向けた研究のさらなる発展が期待されます。