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[総説]椎村祐樹講師、佐藤貴弘教授(遺伝情報研究部門)がThe Kurume Medical Journal誌に共同研究として総説を発表しました。

日本医科大学、宮崎大学との共同研究において、椎村祐樹講師、佐藤貴弘教授(遺伝情報研究部門)がThe Kurume Medical Journal誌に総説を発表しました。

Metabolic Regulation of Body Size Determination by Genetic and Environmental Factors

Takahiro Nemoto*, Yuki Shiimura*, Takanori Ida, Takahiro Sato(*These authors contributed equally.)

The Kurume Medical Journal, Advance online publication: September 18, 2026.


私たちの身長や体格は、遺伝的な要因だけでなく、胎児期から成長期にかけての栄養状態やホルモンの働きによって大きく左右されます。特に、成長ホルモンやIGF-1、甲状腺ホルモンなどは、体内のエネルギー代謝を調節し、骨や筋肉の成長に重要な役割を果たしています。

本総説では、こうしたホルモンとエネルギー代謝の関係を中心に、遺伝的要因や胎児期の栄養環境が、その後の身体の成長や代謝機能に及ぼす影響について、これまでの研究成果を整理しました。また、低出生体重児の成長や栄養管理にも着目し、栄養の量だけでなく、タンパク質やアミノ酸などの栄養素の質も重要であることを解説しています。さらに、個々の代謝状態に応じた栄養管理によって、健全な成長を促すとともに、将来の生活習慣病リスクを低減する可能性について考察しています。